懇意にさせていただいてるメガネ修理職人さんがfacebookに書かれた言葉!

ご本人の了解を頂いて書いています。

【今日のお客様】
父の日に息子と娘からギフトされた
中国製プラスチックフレームのフロント枠埋め込み蝶番修理依頼者から、
対になるテンプル埋め込み蝶番が壊れたとクレーム連絡が入りました。
こちらで修理した際には問題無かったのですが、
修理完了して暫くお使いになられてから壊れたと推測されます。
こちらで修理した事とは関連性が無いと申しましたら、
納得出来ないから納得出来る内容を話せと言われました。
安価で質の悪い材質の違いをご説明しましたら更に怒られてしまいました( ̄▽ ̄)。
とりあえず、
その箇所も使える程度にて修理するという事で納得されて、
お怒りになられて電話連絡された依頼者は静まりました。
冷静になられた修理依頼者からは、
数軒の眼鏡販売店に相談したが安価な中国製プラスチックフレームだったため
何処も相手にされなかった事、
仮に鯖江に送っても修理代金がかなり高いから違うプラスチックフレームの購入を勧められた事、また懇意にしていた数軒の眼鏡販売店は既に閉店していた事など唐突に語り始めて、
最後には大事なプレゼントだから助けて欲しいとまで言われましたm(__)m。
情に流されて仕事はしないと数年前に決めてからは、
時々誤解を招くようなトラブルがございますm(__)m
こちらが引けば良いかと思いますが引くに引けない事例も多々ございますm(__)m
おかげで沢山の顧客(リスクしか持って来ない方々)を失ったように思いますが、
自分の営業方針を曲げて(自分に嘘を付いて)まで阿漕な営業はしたく無いのが実情です。
今後もブレない営業方針で頑張って行きたいと考えております。
ご静聴ありがとうございました

 実はこの方はメールに画像のみお送りされて修理内容文は記載されていなかったそうです。
腕側も直して欲しかったらしく、
修理品拝見した際に腕側は修理する必要が無いと判断して
返送後に壊れたみたいです。
なかなか意思の疎通は難しいですと・・・・おっしゃっていました。
お客様にお電話したら、
納得されたそうです。

顔と顔を合わせないメールと電話だけでの難しさを、
メガネ修理職人さんはいつも痛感されているそうです。

5000円のサングラスやメガネのロー付けも、
300万円のオーディマピゲのロー付け修理も、値段は一緒なんですよ。
安いから手を抜くのではなく、
時間と技術は同じだけかかります。
安いものほど・・・逆に下処理などで時間がかかってしまう事が多いハズ。
その分、修理代金はメガネ修理職人さんにとって多くいただかないと行けないかも・・・・

【お客様とメガネの修理工房を訪れた時の写真】

こう言う私も実際に鯖江の現場を見て、
初めてこのことに気がついた。
メガネ屋として恥ずかしいですよね。反省!
まだまだ現場に行かないとわからないことばかりです。

だから年に1度、私はメガネ屋としての原点に帰るために鯖江に行くことにしています。

 

鯖江に行った時のお客様の感想文!No1

手仕事ニッポン よくTVなどで耳にしていた言葉。
今回始めてこの言葉の意味を実感。
日本に生まれて良かった。
デザイナーが作っているブランド眼鏡だからこれくらいの値段はしかたないよね。
今まであたしはそう思っていた。
そしてその考えは間違っていた。
あたしは大馬鹿者だった事に気づかされた。
日本の眼鏡は繊細だ。
ひとつの眼鏡のフレームを作るのに材料の80%は無駄になったりする。
驚くほどコスト率が高い!!作業が細かい!!手間がかかる!!技術力が高い!!細部にまでこだわっている!!
機械は使っていてもほとんどが手仕事だ。鯖江の眼鏡工場の職人さん達はすごい!!
眼鏡の部品はそれぞれ専門の工場で作られていてひとつひとつの小さな細かい部品をほとんど手作業で作っている。
すごい細かい神業ともいえる作業を当たり前のように。
しかも愛情を込めて。
この人達がいるからこんな素敵な眼鏡に出会えるんだ。
眼鏡の値段は愛情の値段なんだ。多くの人達のデザイナーや職人さんたちの眼鏡にかける愛情の値段。
そう気付かされた。そう思えば安いくらいだ。

眼鏡は職人さん達の血と汗の結晶だ。
安売り眼鏡のチェーン店が増えている。
低コストで作る為に日本では無く、中国など賃金の安い国で作られている。
日本の眼鏡工場は仕事が減って大変になっている。それでも皆がんばっている。
眼鏡で培った技術を駆使して他のものを作ったり。
手探りでも新しいことにチャレンジしながら。
跡継ぎの若い職人さん達も多くて驚いた。そしてうれしかった。
何故か見学する前は勝手に年配の職人さんばかりでいずれ消えゆく技術と思い込んでいた。
鯖江の眼鏡は大丈夫だ。老いも若きも愛情いっぱいの職人さん達が大勢いる。
有りがたいことだ。声を大にして叫びたい。安い眼鏡をかけているあなた!それで良いのか?
服や靴 鞄にアクセサリー 化粧にヘアスタイルそれだけ気を使っていて何故その眼鏡?無理に眼鏡に顔をあわせておかしくない?
顔に合わせられない眼鏡なんて!!
毎日かけて顔の一部のはずなのに。

鯖江に行った時のお客様の感想文!No2

『鯖江の眼鏡は手作りだよ~。』
とは聞いていたけど 、
どこまで手作りなのか行くまでは検討もつかなかった。
実際に行って見て こんなにも人の手が入っていたのか!
と仰天しました。

小さなネジ一つ作るための設定や
デザインを立体にするためにパソコンで画を描いたり
ヤスリがけでコンマ1ミリまでこだわって削っていったり
小さな枠の中にゲル状の七宝を流していったり・・
しかもその工具まで手作り!

機械がたくさんあって動いてるとこでも
自分達の使い易いように機械まで作っちゃってたり。。
スゴい。。。

ミスが許されない作業ばかりで
ただただ感心するばかり。

「わぁ~!」「すごーい!」しか言ってなかったような気がします。

自分がここで働いたら?
と想像すると 3日ともたないような気がしました。

何十行程も人の手が加えられ
手間がかかっているから高くて当たり前!
というだけでなく 職人さん達の心まで入っている眼鏡が手元にあるんだな。。
と考えると 10数本ある眼鏡たちが更に愛おしく感じられます。

行く先々で
個性の強い社長さん達のお話を聞くのも最高に楽しかった!
もっともっといろんなお話をたくさん聞きたかったなぁ。
次回はお仕事の邪魔にならない程度に
じっくり話を聞いてみたいです。

 こんな職人さたちのためにも、
形だけの日本製ではなく、
丁寧な仕事をした日本のメガネをより販売して行きます。
それが一番の鯖江の応援になると信じお客様に紹介していきます。
もっともっと本物を見抜くプロの目も養って行かなければいけないし、
メガネの魅力を
もっともっとお客様に紹介していかなければいけないと思ってます。

では又~
^o^/~katsundo