今回の修理はANNE&VALENTIN  “ON THE WIRE”です。

不慮の事故によって、智の部分が折れてしまいました。

このフレーム特殊な作りでエッジがすごく効いていて
切りっぱなしのような角があるデザインなのであります。

凹凸感が出て、掛けた時にとてもかっこいいデザインです。
さらに表面の加工も通常マット感ともまた違う独特な表面をしています。

ただ修理となると、これは大変でした!
切れた部分の接着は上手くいったのですが・・・

透明な生地で補強をして馴染ませようとしたのですが、
逆にすごく修理の部分が目立ってしまう・・・

これではいかんと思い、一度透明な生地を削って
ブルー系の透明感のある厚い生地を張り合わせました。

フレームが男らしく削りっぱなし感のある加工なので、
修理もそれに負けじと男らしく修理するしかないと挑むことにしました。

ここからヤスリで削っていくのですが、直線を作ることは難しい。

綺麗にやろうとすればするほど、どんどん丸みを帯びてしまう。

ANNE&VALENTINの発想と職人さんの技術すごいなぁと感じました。

今回は修理の跡をあえて見せる修理をしてみました。

表面も細かい傷を付けて元のフレームの雰囲気に馴染むように
やってみました。

離れてみると意外に溶け込んでるかなぁと思います。

これからさらに使い込んでもらって、
修理した部分がフレームの一部になってくれたら嬉しいなぁと思います。

難しい修理でしたが、いろいろな事を考えさせてくれるとても楽しい時間でした。
おもしろいデザインと対峙することは貴重な時間です。

masahiro