西村金属さんから河和田地区に向かう!
お腹が空いたコールで、先日tamuさんから聞いた越前おろし蕎麦を食べにながとさんに向かいました。
ボリューム満点で美味しかったです。(^O^)/
山岸誉さん20分程遅れてしまい申し訳ありませんでした。
ながとそばさんを出て20分程で河和田地区に到着。
漆器会館を過ぎて懐かしいオプトデュオさんの社屋が見えてきました。
spec espaceの作品を見せていただき・・・・
デザイナー山岸誉さんの説明にメンバーもその作りに納得です。
社屋を出て・・・・???
shinobuくんは何か気になる様子です。
丁度、誉さんの自宅のカーポートや庭を工事中でした。
shinobuくんは建築のデザインが仕事なので興味深々です。
自宅裏の庭も見せていただきました。
時間が迫ってきたので・・・
オプトデュオさんの社屋を出て毛利勝博さんの案内でハヤカワメガネさんに向かいました。
狭い道をくねくねと・・・運転~!
5分程で到着しました。
着いてすぐ早川善徳さんに見せていただきました。
我々が来ると言う事で大掃除をされたそうです。
あまりに綺麗にして機械や機械のコードがどこにあるか判らなくなりてんやわんやでした。
奥様が後ろで笑っていました。
「おとうさん片づけすぎてどこにあるのか判らなくなったんでしょ!」と・・・
一気にみんな早川善徳さんに親しみを覚えたみたいです。
早川善徳さんの凄いところはブロー枠の数少ない職人さんです。鯖江でもブローを作れる人が数人なっているそうです。
セル枠とメタル枠の両方をが出来ないとブロー枠は作れない。
セル枠の精度とメタル枠の精度の違いがブロー枠を製作する時の一番の問題になるそうですよ。
例えば一般的なセル枠の求める精度は0.5㎜の精度、メタル枠の求める精度は0.05㎜・・・・・・・これを融合させるブロー枠の眉の部分を作るのは本当に難しいそうです。
早川善徳さんは0.0?にこだわる数少ないメガネ職人さんだそうです。
40年前、修業時代ブローの枠にガラスのレンズを手ずりで削り・・・イザ眉をつけようとして入らないことが頻繁にありました。
強度のレンズの時に多かった。
ネジを入れるところをほんの少しだけ余裕を作ってあるものは入れやすかった。
見学しながら修行時代の事を思い出していました。
セル枠の蝶番の埋め込みやヤスリの削りを見せていただきました。
片方はエッジを効かせて片方はspec espaceのセル枠のように丸みをつけてヤスリがけをしていただきました。
あっという間の時間です!同じデザインのメガネが全く違う表情を見せてくれます。
職人技を見せていただきました。
【ヤスリがけ】
【蝶番の埋め込み】
早川さんの趣味は渓流釣り「翡翠クラブ」に所属しています。
このタモ、早川さんの手作り、柄はセルロイド、編みはチタン製です。
凄く軽くって持ちやすいんです。
手になじむように持てる!凄い・・・・
職人技を見せていただいてる時にセルロイド生地のメーカーさんがセールスに来ました。
とっても楽しい方でした。
shizuちゃんは早川さんとツーショット!
職人の顔からナイスミドルの顔になりましたよ。
早川善徳さん・・・・
お忙しい中、対応していただきありがとうございました。
弟さんをご紹介できませんでしたが打刻のこだわりは生半可でないそうです。
打刻では鯖江一の方ではないでしょうかと毛利勝博さんが言っていました。
オプトデュオさんに戻り・・・
記念撮影!短い時間でしたが有意義な時間でした。
山岸誉さん、毛利勝博さん、斉藤健志さんありがとうございました。
東京・鯖江の旅 漆器会館編に続きます!
では又~
^0^~katsundo
東京・鯖江の旅
序章大人の遠足~♪
東京・鯖江の旅 一日目
デザインフェスタ編
食事編
東京・鯖江の旅二日目
めがねミュージアム編
マコト眼鏡さん編
Leiseさん編
田中眼鏡・tamuさん編
東京・鯖江の旅三日目
散歩と丹下貴礼さん編
竹内光学工業さん編
西村金属さん編
オプトデュオ・ハヤカワめがねさん編
漆器会館編
松原蝶製作所さん編
キッソーさん編
鯖江二日目の夜編
東京・鯖江の旅四日目の旅
コンセプトYさん編
越前和紙の里編
蒔絵工房 廣月
ハヤカワメガネさんの早川善徳さんと同級生の島田と申します。
実は工場に行った時にお会いしまして、自分は早川さんの奥さんの横にいた者です。(半身だけ写真に写っています)
実は2年前に眼鏡職人の西野正美さんの工場の取材時に、西野さんの私物のメガネに蒔絵を描いた本人です。
あれでも(桜、梅)は一か月近くかかっています。
勿論、西野さんへプレゼントで書きました。
が、他にも沢山描きました。(撫子、蘭などの花や龍、ロゴマーク、後は変わり物で梵字など)
ですが、残念な事にその当時よりも金の価格が3~4倍に跳ね上がり、今は金粉の入手が出来ず仕事も出来ない状態です。
今の価値では高価な物になってしまいましたが、金の相場が下がった時には再開して世の中に出したいな?と、思っています。
今、蒔絵付メガネもありますが本当の蒔絵(24金使用)はほとんどありません。
まがい粉や印刷が主流です。
困った事に素人さんには分からないと思いますが?
本金の場合は何十年経っても変わりません。
因みに鯖江の田中眼鏡さんも良く知っていると思います。
加飾した西野さんのメガネも見ていますから。
何時かハヤカワメガネさんの所へ来た時にはお会いしたいですね。
その時を楽しみにしています。
katsundo
島田様
コメントありがとうございました。
気がついてなくってごめんなさい!○┓ペコ
西野正美さんのメガネを見せていただいた時はびっくりしました。
島田さんが描かれたのですね。
あの作品が1か月かかったなんて初めてしりました。
島田さんが描いた蒔絵メガネが世に出る時期を楽しみにしています。
今度鯖江に行く時にお会いできるのを楽しみにしています。
まだまだ知らない事ばかりです。
今度じっくりと蒔絵の事を教えてください。
御身体に気をつけてお仕事をされてください。