昨日、旭川青年大学でホスピスケア(終末医療)に
永年携わっている石垣靖子さんの講演をkazukoさんと聞いてきました。
「人を人として尊厳を持って接する」
認知症を持ち、癌で最後の時であっても
死に行く人が何を考えて、
どう残りの生命を全うすることが出来るのかを
共に考え悩み共感を持って寄り添ってあげることが大切と
石垣靖子さんは言っていました。
医療関係者は患者さんがどんな状態になっても、
絶対否定的な発言はしてはいけないとも言っていた。
死んだ母harueさんも、
自分に初めて認知症の症状が出て時、
私の顔を見て悲しそうな表情を浮かべたのを覚えてる。
一番苦しみ悩むのはまわりではなく、
本人なのだから~つらかっただろうなぁ。
認知症になったら
認知症の症状を認識できなくなるわけではないからです。
忘れた事は判らなくなりますが、
自分が忘れた事は覚えているのです。
「バスで駅前の百貨店に行って、harueさんは誰と会うのかを忘れてしまった。」
だけどその事は最後まで覚えていました。
どれだけ俺はharueさんを理解できたのだろうか。
kazukoさん、tatsuyaくん、miekoさん、hirokoさんは、
みんな沢山の愛情をharueさんに捧げてたように思う。
俺はね~
不十分な対応しかできなかったかもしれない。
自分が今あるのは奇跡、
石垣靖子さんも言っていました。
10代前の先祖をさかのぼると1024人、
20代前までさかのぼると100万人を超える。
100万人の先祖の内、誰かひとりでも伴侶と出会わなければ、今の自分はいない。
だから今を大切に、命を大切に生きてください・・・・と。
【この事を聞いて思い出したのは相田みつをさんのこの詩でした。】
では又~
^0^~katsundo
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