eyewearshop 北斗

老舗と言われたお店が・・・・

- ライフワーク

今日の新聞を見て知りました。
創業110年の旭川の老舗と言われたお店が幕を閉じました。

私の世代では、ここで結婚式を挙げた人も多かったと思う。
100年続いた店がねぇ~残念です。

eyewearshop北斗も100年をめざしている。
41年がたち、
やっと次のバトンを渡せることができた。

27才で独立・・・・
10年は無我夢中でいた。
40歳を超えた時、次の世代にどう渡すか考えたが・・・・
まだ若さもあり、
50歳までなんとか大丈夫だろうと思っていた。
たまたま独立が20代後半だったから、
のんびり構えていられた。←幸運でした( 一一)

メガネ屋を起業するかたは・・・
普通はメガネ屋に努めて、独立を考え始め・・・・
自己資金を貯めて30代後半から40代にかけて独立するケースが多いと思う。
そうするとあっという間に時間が過ぎ、世代交代の転機時期になってしまう。

気が付いたら50代半ば・・・・
ここから後継者の事を考えるのは、よほど気力がないとできない。
私の場合は幸運が重なり、何とか間に合ったケースです。
独立・・・5年~10年たった時には、
晩年を考え「商い」をしなければ・・・
50歳と共にモチベーションは下がり始め、
店に対するもろもろの投資もされなくなる。←もう数年で「商い」をやめるから、「この辺でいいや!」と心で思い始める。これが怖い!

そして店自体の輝きがなくなっていく。
中にいると・・・・
日々の日常対応で、先のことなど後回しになっていくケースが多い。
かじ取りのタイミングを失すると取り返しがきかない。
これが意外にわからない。

tatsuyaくんと業態を変え始めて3年目ぐらいの時に、
話し合った。
私が58歳、tatsuyaくんが53歳の時だったと思う。
商売、自分の家庭、子供たちの方向、親の事等・・・をじっくり話した。

もしも子供(7人)たちが誰も継がなければ、
後継者( メガネ業界と関係ないところから)を募集しようか・・・・と話した。
10年かけて育て・・・・経営権をゆだね。
我々は晩年、後継者から小遣い程度報酬をもらいながら、
雇ってもらい枯れて行くを事を話し合ったことを思い出した。(^^♪

たまたまmasahiroが後継として育ってくれた。
これから10~15年は(株)eyewearshop北斗は大丈夫かなぁ?
この41年・・・色々なことはあったが苦労をしたと思ったことはない。
この20年は小さく・強く・柔軟に対応できる店作りに変換することに、
集中してきたと思う。
大きくすることの危険性は、この41年で学んだことだ。
41年間・・・・
大きくして・・・消えて行った店を数多く見てきた。
大きくすると、
よほど経営能力やカリスマ性を持った人でない限り、
時代のかじ取りは難しくなっていく。
小さい店は舵にちょっと触れば、
方向を変えれるから私のような凡人でもなんとかできた。
失敗したと思ったら、また舵を切りなおせばいい。←何回も失敗したが、その都度tatsuyaくんと相談して舵取りを修正してきた。(笑)

これからの時代の変化は・・・この10年も早かったが・・・・
ますます強烈に早くなる。
こまめに舵を切らないと難しい時代。
だから面白い時代でもあるんだけどね。

アッという間に時は過ぎるから・・・
10年後には、次の世代の事をmasahiroは考えていかなければいけない。
私はそのころは・・・
eyewearshop北斗から離れ・・・・鬼籍に入っているか(笑)(^^♪、
又は。。。元気に違う仕事にトライしているかもしれない。

そんなことを考えていると楽しい!
もうすぐ68歳。
まだまだ人生を楽しむつもりだ。

では又~
katsundo

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