
影郎さんのブログから転載しました。
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人をデザインするのが私の仕事
め・が・ね・な・ん・て
眼鏡デザインを生業としている私が言うのもいささか変だが、
単なる絵の具の一つでしかない。
その絵具を使ってどう人間を描くかが芸術だと私は思う。名古屋クリエーターズマーケット怒涛の2日間が終わった。
言いにくい事を言っちゃうと業界向けの展示会は一度たりとも
楽しいと思ったことはなくムカついてばかりの私だが、
一般の、しかもメガネに何の興味もない人達を相手してる方がよほど楽しいんだよね。
なんでだろうね?でもさすがに終了時は16ラウンド全力で戦ったボクサーのように
地べたにへたり込んでしまった。するとご近所でアクセサリーを売ってたブースの方が
真面目な顔で近寄ってきてこういうんだ。「拝見しててすごく接客の勉強になりました!」ってね。
笑っちゃった。
だってこっちは酒も飲んでるし、
お客はいじり倒すし、声はデカいし、、、
でも褒められるのはこの歳になってもさすがに嬉しい。
もっとほめられたい一心でどのへんが勉強になったのかを尋ねてみた。「貴方が差し出したメガネを試着したお客様が全員幸せそうな表情をしてらっしゃたから」だって。
小さい頃からメガネを掛けていて「眼鏡屋さん=暗い」
という常識が初めて覆ったらしい。自慢めいた事をここに書くのはカッコ悪いのは重々解っているんだが
これを読んでる眼鏡屋さんにむけてあえて書かせていただいた。
つまり現職の眼鏡屋さんを差し置いて
私ごときが褒められるようでは本当はいけないんだ。我々の仕事は
時には芸術家であり、
時には芸人であり、
時には職人であり、
時には医者である。
こんな名誉ある職業も珍しいんだ。
でも井の中の蛙になって現状に自己満足しちゃった時点でそこが貴方の終着点。それはそれで幸せなんだろうけどね。
影郎さんからのメッセージ謙虚に受け止めました。
終わりのない日々の積み重ねが・・・・重要なんだが、
すぐ忘れてしまうのも人間!
これで終わりのない世界だからメガネ屋は面白い。
【2005年北海道ヤブシタさんの展示会で、私が55才の頃です。】
始めてヤブシタさんの展示会で影郎さんと会い・・・
その翌年、北斗でのトランクショーの影郎さんの接客は衝撃的でした。
私より一回り年が違う影郎さんだが・・・
素直に脱帽でした。
【影郎トランクショーの最初のお客様】
そして影郎さんの一挙手一投足を見逃さないように・・・・
リトマス試験紙のように接客技術を吸収させていただいた。
そしてその接客技術に・・・ここ15年自分らしさを少しずつ加えていった。
「時には職人であり、時には医者である」メガネ屋さんは多く見かけるが、
「時には芸術家であり、時には芸人である」メガネ屋さんにお会いするのは、本当に稀です。
この4つの要素をバランスよく、
自分の中で育てて行くのは・・・・本当に頭を柔軟にして学んでいかなければ・・・・といつも思う。
「貴方が差し出したメガネを試着したお客様が全員幸せそうな表情をしてらっしゃたから」と言われる接客。
当たり前のようにやれなくちゃいけない。⇐これが難しい(+_+)
影郎さんと会って始めた似顔絵。
いまも続けている。
最近描いた干支の猪。
不器用だから・・・・コツコツ続けることしかできない。
ブログもそう~♪
ほとんど毎日・・・12年書き続けている。(笑)⇐誤字脱字が多いけど・・・
天狗にならず・・・
謙虚にこれからも努力していきます!
68才と8か月・・・・の俺!
一つ褒めるところがあるとすれば、
この年になってもいろんな事に興味を示し、
自分の中に取り入れることに、非常にどん欲なところかもしれない。
【QuestionのQを作ってみた!(笑)】
では又~
katsundo
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