eyewearshop 北斗

eyewearshop北斗の玉響スペース

- ライフワーク

この10年で6~7回の改装・・・
質感をあわせるのが大変でした。
北海道の田舎だから・・・この材料をそろえれた。
そしてスパー大工シップさんがいなければ、
今のeyewearshop北斗の店舗イメージは作れなかった。

東京でも材料は金にあかせて揃えれば、揃える事が出来るだろう。
だが自然木の材料で内装を仕上げていくのは大変な能力とコストがかかる。
私たちのような小さな店ではコストをかけれないので、
低コストが必然。
そして無理な課題・・・
北海道らしい店舗にして貰うだった。
eyewearshop北斗の改装は自然素材を使い、
自然な曲線を多用してもらっている。
まっすぐな新建材で制作する方がコストも時間もかからない。
そこをあえて古い材料で作ってもらっている。

大抵店舗改装は・・・什器は既存なものを使わないで建具屋さんに発注する。
これが意外に高いんだなぁ。⇐数万の世界では収まらない。

eyewearshop北斗の改装はシップさん一人でした。
壁や床の左官工事、椅子やテーブル・ドア等建具工事、看板・・・その他は一人の大工「真船藤夫」の製作です。

伝えたのはイメージだけ、正確な図面もない。(笑)
基礎工事はshinobuくんの監督差配をしてもらったので、
ここの図面はありますよ。
シップさんの内装改装部分の設計図はない。(笑)

売り場の隣スペースの玉響は15畳程ある・・・25㎡かなぁ。
そこを3つに分けている。
一つはメガネお受渡しのフィッティングコーナー。
一つはお客様の休憩カウンター。
一つはメガネ修理コーナー。

フィッティングカウンター
工具は50年は使ってるものが半分ぐらいあります。
埋もれ木で作ったフィッティングチエアー
2メートル越えの鏡・・・フィッティングした後、
お客様が全身を写して、メガネ姿を
確認できます。

お客様のくつろぎスペース。
東川のyoshinoriコーヒーさんから購入した豆を、
その場でcoffeeミルでひいて、布ドリップでお出ししています。
コーヒーが苦手な方は熊本の茶房南阿蘇さんの健康茶をお出しします。

ここはmasahiroのメガネ修理工房、
狭いですが彼のお城です。(笑)

メガネ修理工房

eyewearshop北斗の売り場は45㎡、
売らない空間の方が圧倒的に多い。
2階のイベントスペース風の隠り処(かぜのこもりず)は40㎡、中庭が20㎡。
売り場の倍以上がゆとりの空間になっています。
田舎だから出来る贅沢さです。
そして低コスト・・・・
その分だけメガネをより多く仕入れれます。
そして旭川の生活コストは低ので、そんなに給料高くなくっても
潤いのある生活は出来る。
田舎では全体に低コストだから、
一人のお客様に時間をかけても成り立ちます。

これが高い家賃、東京で暮らすには倍の給料が必要・・・
コストがかかる分だけ、店は売り上げなければいけません。
一人の出来る仕事には限界があります。
それを解消するのに人を雇う・・・
その分コストが上がり・・負のスパイラルが始まります。

どちらいいのかわかりませんが、
私は今の北斗スタイルが好きです。
人は通らない立地条件は悪いけど、
お客様と楽しむ時間は贅沢にいただいています。

では又~
katsundo

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