メガネの素材金属編
メガネは16世紀ごろまでは、
革、べっ甲、水牛の角、クジラひげ、鉄、銀等の
当時としては高格な素材で作られていました。
19世紀に銅と亜鉛とニッケルの合金が生み出され、
一般庶民にもだんだん普及し ていき、
私たちがいつも見ているテンプルが耳にかかるような形になったのも、 19世紀です。
ニッケル合金の代表は洋白。
その後出て来た素材SPM(サンプラチナ)は、
1930年代にアンチニッケル合金として誕生。
身体との親和性に優れているのが特徴で、
かつては歯科の材料にも使用され、
経年劣化も少なく、ロー付修理のしやすい素材として広く使われていました。
私がメガネ屋になった1970頃は、
洋白・SPMが、まだ金属フレームの主な材料として使われていました。
1980年代にはじめて鯖江でチタン製のメガネが開発さ、
そのメリットをいかして、 一気に普及してきました。
チタンの特徴は、
他の金属素材より①強度が高い②耐食性が強い③軽い④安全性が高い、
デメリットは①加工がしずらい②高価等です。

では又~
katsundo
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