eyewearshop 北斗

ふと思い出した40年前のあの言葉~

- 日常

40年前・・・・
お藤(居酒屋5丁目)という居酒屋に小中学校一緒の幼馴染・・・旭一の仲卸の魚屋Sと蒟蒻屋Kと東京から帰ってきたらよく飲みに行っていた。
^0^~katsundoが大学4年の時だった。
上馬の眼鏡学校に入って5年後に旭川で眼鏡屋をやると、女将さんに言った時・・・
おもむろに丼二つとざるを目の前に出された。

^0^~katsundoさん・・・・
女将さんは一つの丼に満杯に水を入れ・・・・
このざるを使ってコチラの空の丼に水を移し替えてご覧と女将から言われた。

^0^~katsundoは・・・その時・・
必死に考えた・・・
何か裏があるよな・・・uuu~
どうやったら効率よく空の丼に水を移し替えるか・・・
必死にない頭で考えた。

そして。。。^0^~katsundoのとった行動は・・
ざるのそこに手を添えて・・・早く。。。効率よく。。。
水を移動する行為だった。

黙って見ていた・・・女将さん!
^0^~katsundoがざるの底に手を添えて・・・
水を空の丼に移し替えるのを・・・
笑って見ていた。
水を移し終えた時・・・

おもむろに吸っていたキセルを置いて・・・・
言われた言葉は・・・・
ざるについている水滴を一個一個移し替えるのが
商売だよ。
それを飽きもせず・・・
やり続けるのが商い人!

頭をぶん殴られたように・・・・思い!
恥ずかしさで
顔が見る間に真っ赤になった。

その時は、女将さんにわかった・・・と・・・
判ったような言葉を言ったように思う!

この40年間・・・
眼鏡屋としての商い人として・・・
水の一滴一滴を空の丼に移し替えてきたのだろうか・・・
いつも不安と戸惑いの中・・・
眼鏡屋として日々過ごしてきた。
61歳と8カ月になり・・・
あの女将の言葉がやっと体でわかるようになってきた。
まだまだだなぁ~俺は!
お客様との接客の一つ一つを大事にして行こう。
メガネの楽しさを伝える仕事が
俺の仕事。

一緒に飲んでいた幼馴染の魚屋Sは廃業、Kは100年続いた蒟蒻屋を静かに閉めた。
残念!

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